口腔機能訓練

「食べる」「話す」「呼吸する」「表情をつくる」ための体操やレクリエーションなどをご紹介します。
余白(40px)

口腔機能訓練

パタカラ

口腔機能を維持・向上させるためには、お口やそのまわりの筋肉のトレーニングが必要です。口腔ケアの拒否時にも有効な実践的口腔機能訓練をぜひ、試してみてください。


余白(40px)
嚥下
嚥下体操
嚥下(えんげ)とは「飲み込み」のことです。
嚥下は舌やお口のまわり、首などの筋肉を使って、食べものや飲みものをのどの方へ送り込み、のどを通過した食べものをさらに食道へ送り込む一連の動作を指します。嚥下体操は、そのために必要な筋肉の体操です。
だ液腺マッサージ
だ液腺マッサージ
お口の中には「だ液腺」と呼ばれる、だ液の出やすいポイントがあります。
だ液の分泌を促すために、だ液腺を刺激することを「だ液腺マッサージ」といいます。
口腔周囲筋ストレッチ
口腔周囲筋ストレッチ
口腔周囲筋とは名前の通り、お口のまわりの筋肉のことです。
唇やほほ、舌、あごなどが含まれます。
口腔内ストレッチ
口腔内ストレッチ
口腔ケアでお口の中の粘膜が刺激されると、だ液が出やすくなり、お口の筋肉のトレーニングにもつながります。お口は「口腔周囲筋ストレッチ」でもわかるように、外からの刺激も大切ですが、お口の中からの刺激も必要です。
ガムラビング
ガムラビング
ガムラビングとは、器具を使わずに指で歯ぐきのストレッチをすることです。口腔ケアの器具が手元にない場合や、お口のまわりの筋肉が硬いためにスポンジブラシでは柄が曲がってしまう場合は「ガムラビング」を行います。
パタカラ
パタカラ
楽しみながらトレーニングできるよう、口腔機能訓練にレクリエーションの要素を加えてみましょう。楽しさは、継続してトレーニングをするための大切な要素です。また、複数名で行うことでレクリエーション参加者同士の仲間意識も生まれます。
レクリエーションその1
レクリエーションとしての機能訓練 その1
パタカラ体操はお口の代表的な体操のひとつで、食べものを上手にのどの奥まで運ぶ一連の動作を鍛えるための、発音による運動です。加齢に伴い筋肉が弱ってくると、お口のまわりの筋肉や舌の動きが悪くなります。それを予防・改善することが目的です。
レクリエーションその2
レクリエーションとしての機能訓練 その2
口腔機能訓練にもレクリエーションの要素を取り入れると、楽しくトレーニングができます。ここでは「ストローダーツ」や「くだもの狩」といったレクリエーションをご紹介します。あらかじめ介護者が準備をしておくことで、スムーズにレクリエーションができます。
余白(80px)