口腔ケアとは

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口腔ケア

口腔ケアは、普段の歯みがきとは何が違うのでしょうか。
実は、口腔ケアには大きく分けて2つの種類があります。

口腔ケアとは

ベッドに横になって口開ける女性と介護者
「口腔ケア」とは「お口のお手入れ」のことです。お口は、丁寧にお手入れをすることで、その努力の分しっかりと効果があらわれます。いつもの歯みがきに、少しだけ工夫してみること。そうすれば、あなた自身も、ケアを受ける方も、きっとうれしい気持ちになれるでしょう。

器質的口腔ケアと機能的口腔ケア

歯みがきする男性
口腔ケアは「器質的口腔ケア」と「機能的口腔ケア」の2つのケアに分けることができます。「器質的口腔ケア」とは「お口の中をお掃除して清潔に保つ」ためのケアです。機能的口腔ケアとは「お口の機能を回復させ、維持・向上する」ためのケアです

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口腔ケアとは

口腔ケアを難しく考える必要はありません。お口からのサインを見つけることが、口腔ケアのはじめの一歩です。

口腔ケアとは?

ベッドで治療する歯科医師
「口腔ケア」とは、「お口のお手入れ」のことです。 お口はきちんとしたお手入れをすればその努力の分しっかりと効果があらわれます。 いつもの歯みがきに少しだけ工夫をしてみること。 そうすればあなたも、あなたがケアをした方もうれしい気持ちになれるでしょう。

丁寧に、あせらず、口腔ケアを続けていくことが お口をきれいにする何よりの近道です。

こんなときは口腔ケアの出番です

ご高齢の方の介護をしていると、毎日のケアに集中するあまり、お口の中の状態には気づきにくいこともあります。
たとえば、熱がなかなか下がらなかったり、食事の形態を工夫しても食欲がでなかったりすることはありませんか。
実はお口の中が汚れていたり、しっかり動かせていなかったりすることで、こうしたことが起こる場合もあります。お口の異常のサインは、からだの変化となってあらわれることもあるのです。少しでも気になることがあれば、医師だけでなく、歯科医師にも口腔ケアについて相談してみてください。

「どうして?」が口腔ケアの第一歩

ご高齢の方のお口の中を見たときに

「どうしてこの場所に、汚れがついてしまったのだろう」
「どうすれば、もっときれいになるのだろう」

と思ったことはありますか。

このような日頃の疑問は 、口腔ケアをおこなっていく中でとても大切なことです。 お口に問題があるときは、必ずサインが見え隠れしています。 それを見つけ出す気づきの視点を持つことは、 口腔ケアを行うための「最初の一歩」となるでしょう。 

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POINT

「口腔ケア」は、毎日続けていくことが大切です。

毎日食後3回絶対にカンペキにやらなきゃって無理してがんばりすぎなくていいの。寝る前だけでも、今のケアにちょっと加えるだけでも効果はあらわれるのよ。
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器質的口腔ケア・機能的口腔ケア

口腔ケアには「お口をきれいにするケア」と「お口の機能を高めるケア」の2つがあります。どちらも欠かすことのできない大切なケアです。

「器質的(きしつてき)口腔ケア」とは?

お口のお掃除
器質的口腔ケアとは「お口の中をお掃除して清潔に保つ」ためのケアです。
お口のお掃除
「歯みがき」という言葉がありますが、お口の中の汚れは歯についているものだけではありません。
ほほの内側や歯ぐき、舌にも同じように汚れは付着します。その中には多くの細菌が繁殖しているのです。
細菌の繁殖を防ぐために、お口の中の歯垢や食べかすをきれいに取り除く必要があります。
そして、お口の汚れをきれいに取り除く「器質的口腔ケア」と並行して行うのが、次の「機能的口腔ケア」です

「機能的口腔ケア」とは?

お口の機能
機能的口腔ケアとは「お口の機能を回復させ、維持・向上する」ためのケアです。
お口の機能
口腔機能とは、主に「かむ」「飲み込む」「話す」「笑う」といったお口の働きのことを指します。
これらの動作は、お口の筋肉がきちんと動いてこそ、思い通りに行うことができます。おいしいものを自分の口で食べたり、親しい人と会話を楽しんだりできるのも、口腔機能がしっかりと保たれているからこそです。
からだにリハビリが必要なように、お口にもリハビリが必要です。お口のリハビリを行うことで、筋肉や脳が刺激され、失われていた口腔機能が回復することもあります。
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POINT

歯だけでなく、口腔全体のケアが大切です。

歯みがきもとっても大切なのよ。でも、お口をきれいにして、お口の運動とかリハビリを一緒にすると、もっともっとよい効果が期待できるの。
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